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【NPJ通信・連載記事】見えないものをみつめて/NPJ相川早苗

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見えないものをみつめて 無意識を意識する

2014年5月25日

私達は日々絶え間なく思考しています。

その殆どが無意識のうちに流れ去っていきます。

意識して考えるのは人と話をしている時やメールを打つ時、手紙を書く時などです。

人は人から思われたいように話しますから、人と話すときは大抵本人の脚色が入っています。

ありがとうと言ったから感謝があるとは限りません。

すみませんと言ったから謝罪があるとも限りません。

 

一人で歩いている時、電車に乗っている時、掃除をしている時など

一人でいるときに流れ去る無意識の中に本心があります。

無意識を意識してみましょう。

その中には人を憎んだり、恨んだり、腹を立てたり、仕返しを考えたりと和合に欠ける考えや、

人が損をしても自分が損をしたくないというケチな考えや

自分の過ちを素直に認めず、人のせいにしたり、言い訳を考えたり自分本位の考えなど、

恥ずかしい考えが見つかります。

そんな時は素直に認め謙虚に反省しましょう。

言い訳はしないことです。

 

けれどいつも無意識を意識してはいられません。

物を落としたり、どこかにぶつけたり、ちょっとした怪我をした時に

今何を考えたかを振り返ってみます。

不思議と良くないことを考えているものです。

そうして少しずつ無意識を意識して自分が何を考えているか知り反省し、

より良い考え方を身につけていきましょう。

 

相川早苗

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