NPJ

TWITTER

RSS

トップ  >  NPJ通信  >  自民衆院議員が未公開株購入で金銭トラブル 

【NPJ通信・連載記事】読切記事

過去の記事へ

自民衆院議員が未公開株購入で金銭トラブル 

寄稿:池田龍夫

2015年8月21日

安全保障関連法案に反対する学生団体を「『戦争に行きたくない』という自分中心、極端な利己的考え」とツイッターで批判して問題視されていた武藤貴也衆院議員(36)=滋賀4区=が今回は未公開株購入をめぐる金銭トラブルを引き起こした。

「党に迷惑かけるわけにはいかない」と、8月10日離党届を谷垣禎一幹事長に提出した。武藤氏は「国会議員枠で買える」とソフトウエア会社の未公開株購入を知人に勧め、23人から4000万円を集めた。しかし株は実際には購入されず、出資金一部が戻っていないという。国会議員にあるまじき行為で、谷垣氏は「安保関連法案への影響を心配している」と頭をかかえている。安保法案への批判が強まっている折、今後の国会審議の混乱が憂慮される。

池田龍夫 (いけだ・たつお) 毎日新聞OB。

こんな記事もオススメです!

“掲示板ジャック”は民主主義を愚弄

「1984年」の倒錯世界と「茶の本」が教える和の世界(2の2)

「1984年」の倒錯世界と「茶の本」が教える和の世界(2の1)

テレビ朝日HDへの株主提案:株主提案運動の拓く途