2008.11.12更新

根津公子さん停職処分取消訴訟

事件名:停職処分取消訴訟
内  容:卒業式の君が代斉唱時に起立しなかったために受けた6ヶ月
     の停職処分の取消を求めているもの
当事者:根津公子・河原井純子 VS 東京都
係属機関:東京地方裁判所
次回期日:2008年12月25日 午後1時30分〜
傍聴希望者集合場所:直接528号法廷へ (変更の可能性あり)
紹介者:戸田綾美弁護士
連絡先:支援ウェブサイト


【根津公子さんとは】
  根津公子さんは、1994年に勤めていた八王子市立石川中学で、職員会議を無視して校長が掲揚した日の丸を降ろして処分されて以来、 9回におよぶ処分にも屈せず、入学式・卒業式での日の丸・君が代の強制と闘い続け、2006年3月にはもっとも重い停職3ヶ月の処分を受けましたが、 停職中も中学校の校門に出勤し続けました。その後、2007年3月の不起立で「停職6ヶ月」の処分を受けました。

  なお、東京都では、2004年10月23日、すべての教職員に対して卒業式や入学式などの学校行事に際して、 「国旗に向かって起立し、国歌を斉唱することを命じ、 違反したものには服務上の責任を問う」 という不当な通達が教育委員会から出されています。

【裁判の概要】
  根津公子さんは、「日の丸・君が代について学び考える機会を与えずに、起立斉唱の指示に従わせるのは教育に反する」 「強制はファシズムの始まり」 「子どもたちに嘘は教えられない」 と起立を拒否し続けたため、2007年3月の不起立で 「停職6ヶ月」 の処分を受けました。この処分の取消を求める訴訟です。

【一言アピール】
  都教育委員会は 「停職は6ヶ月まで」 と言明しており、根津さんには2009年3月に免職処分での解雇が心配されます。 根津さんへの解雇を許したならば、次は停職3ヶ月の処分を受けた河原井さんの解雇へ、次は……少しでも都教委に盾つく教員なら誰もへ、と……。
  教員は安心して子どもと向き合えるでしょうか? 子どものことより自分の保身しか考えられなくなりはしないでしょうか? 東京の教育破壊はさらに加速すること必至です。 そして、この動きは、全国に広げられていくでしょう。

  起立をしてしまう教員たちの圧倒的多数も、都教育委員会の行なう 「君が代」 の強制・処分に反対しています。
  根津さんらの解雇は、個人の問題ではありません。民主主義を活かそうとする全国の人たちの力で、根津さん解雇を食い止めましょう。

【次回期日の紹介】
  次回は、最終口頭弁論期日で、原告2人が陳述します。2008年12月25日午後1時30分、東京地方裁判所528号法廷(予定)にて開催されます。
  閉廷後、簡単な説明会も致しますので、ご関心がおありの方は、遠慮なくお越し下さい。

NPJ編集部