News for the People in Japan

「憲法改正手続法(国民投票法・改憲手続法)の審議の行く末はいかに?!」

憲法審議ってば、今どうなってるの?
国会速報 No.15

2007.3.27
〜弁護士猿田佐世

★★★★★★

●与党が、修正の法案を提出…いよいよ強行採決狙いである。
  ・最低投票率なし!
  ・公務員と先生は表現の自由を行使したら行政処罰!
  ・CM広告は投票14日前まではやりたい放題!
●あなたは、4月5日の公聴会にもう応募しました?
●29日の憲法特委員会の傍聴を!

★★★★★★

今、すぐに!やること
(1)東京・大阪・新潟以外の人
   下記に連絡をして、「自分の地域でも公聴会を開け!」と求める。

(2)東京及び東京近郊の人
   下記に、東京開催の4月5日の公聴会の公述人に応募する。

(3)新潟・大阪の方
   下記に「どうして公聴会が公募じゃないんだ!公募の公聴会をもう一度開け!」 と求める。

(1〜3全ての連絡先)
  議院憲法調査特別委員会事務局(電話:03−3581−5563)
  http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_osirase.htm
  〒100-8960 東京都千代田区永田町1−7−1
  衆議院憲法調査特別委員会及び憲法調査会事務局気付
  日本国憲法に関する調査特別委員長 中山太郎殿

与党の修正案が出された
  国民の声を聞く気のない法案であることに変わりない。
  公務員と教職員が憲法について意見表明したら行政処分されてしまうし、国民がごく一部だけ賛成しただけで憲法が変えられる (最低投票率の規定なし)。 国民投票の広報を担当する広報協議会は国会の議席数に応じて委員が選任されるし(つまり、改憲派で9割を占める)、 「改憲しようぜ!」 というCM広告は投票14日前まで垂れ流し。憲法審査会が設置されて、憲法のどこを変えたら良いかな? と一年中検討し続けるという点も変わらない。
  この法案は「愚民投票法」とか、「護憲処罰法・改憲促進法」とか呼ばれているが、その通りであるし、みんな知らぬ間に改憲しちゃえ、という、 国民の声を聞く気など全くないのもそのままである。なんとしても、この法案の可決を止めなければ。

公聴会の出席者は下記。政党推薦者のみで、2時間。
(新潟)
新潟大学大学院実務法学研究所助教授
田村 秀さん(与党推薦)

新潟県弁護士会会長
馬場 泰さん(民主党推薦)

新潟大学名誉教授
藤尾 彰さん(共産党推薦)

新潟国際大学情報文化学部教授
越智敏夫さん(社民党推薦)

(大阪)
国民投票・住民投票情報室事務局長
今井 一さん(与党推薦!!!!)

新時代政策研究会会長
中野寛成さん(民主党推薦)

関西大学法学部教授
吉田栄司さん(共産党推薦)

弁護士 中北龍太郎さん(社民党推薦)

今後の審議日程
3月28日(水)新潟公聴会 朝9時40分〜午前11時40分
         大阪公聴会 午後4時〜午後6時
3月29日(木)14:20〜 東京にて憲法特委・・・傍聴希望者は↓に方法あり
4月 5日(木) 東京での公聴会
4月 8日(日) 地方選挙 (前半)
4月12日(木) 憲法特委、法案強行採決(予定)★
4月13日(金) 衆院本会議、法案強行採決(予定)★
4月22日(日) 地方選挙 (後半)

3月29日の憲法特委を傍聴しよう!
  再び、希望の方に辻元清美衆議院議員の事務所のお手伝いで傍聴いただけることになりました。(事務所の方、ありがとうございます)

1 事前申込
  傍聴希望の方は、当日(22日)の朝8時までに、名前、職業、年令、住所、電話番号を明記の上、「3月29日の憲法特委特別調査委員会傍聴希望」 として、 辻本清美議員の議員会館の事務所宛てに、ファックスしてください
(FAX 03-3508-3855)。

2 当日
  委員会は 3月29日(木)14:20〜17:05
  参加される方は、14時までに国会議事堂・衆議院議員面会所に集合してください。
  途中退席はかまいませんが、再度入ることはできません。
(21:30)


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